今朝、ベランダのレモンの苗(食べた種から発芽したレモン)にアゲハ蝶がとまっていました。
マンション6階まで、卵を産み付けに香りを頼りに飛んできてくれたのかと思うと、感動します。
きっと、丸裸になるくらい幼虫に食べられてしまうレモンの未来ですが、蝶々のおうちになるかと思うと、楽しみです。
通勤時には、道のスズメやハト、車窓から見える外堀にはサギのような大きな鳥もいて、毎朝鳥たちに癒されています。
先日、ハンドメイドのちどりの帯留を購入しました。
触るとツルツル、見た目も艶々、大好きな氷河色の陶芸作品です。
旅先で鳥の箸置きを買ったこともありました。
この子もツルツル艶々で、可愛いです。
もはや生き物全般、可愛く感じます。
つい最近、駅から針灸院までの商店街に、カラスに攻撃されたと思われる鳩の亡骸がありました。
いったん通り過ぎたのですが、
「このままだったら車に轢かれてしまう…」
「皆が気味悪がって見る対象になってかわいそう…」
「乱暴に捨てられたらどうしよう…」
と考えたら、Uターンしないわけにいかなくなり、鳩の前にある酒屋さんに入り、店員さんに鳩のことを伝えました。
「そうなんです~~~、区に回収を依頼したんですけど、午後にならないと来られないんですって~~。困っちゃって…。」
と泣きそうな目で教えてくれました。
それまではどうするのかと聞いたら、今日は男性社員もいないし、ご本人はそういうの全く駄目だから、何もできない、のだそう。
「私、してもいいですか?ちりとりとか、何か持ってきて、私してもいいですか?」
自動的に発してしまった。
「え~~~してくれるんですか?私、本当にそういうの全く駄目なんです、お願いしてもいいですか?」
店員さんは私に拝んできました。
ということで、段ボール箱2つを使って鳩の亡骸をすくい、箱の中に入れ、花壇の植木の根元に安置しました。
「痛かったね、怖かったね、」
と話しかけながら、ふと考えたら、私だってそういうのは苦手なはずなのに、勝手な使命感が壁を難なく超えさせてくれたことに驚きました。
午後には区に淡々と回収されてしまう鳩さん。
持ち帰って庭に埋めてあげれば良かったかな…。
神様はああいう時、痛みや苦しみを感じないように生き物を創ってくれているといいのになぁ、と強く強く思います。
Rest in Peace.
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