色々なことに手を広げている私に、母が
「2つくらいやめなさい」
と言ってきます。
体調が悪くて、部活もできなかった学生時代より元気な今、他の人が青春時代に味わってきた諸々を、今、超特急で体験している最中です。
先月から始めた茶道のお稽古は、まだ手順に追われるばかりでヘロヘロです。
「日日是好日」の主人公のように、お稽古に来ると癒されるレベルになりたい、と思っていますが、今のところ、目の前にはとてつもない伸びしろしかありません。
茶事をやるためだけに専用の一軒家を建ててしまったパワフルな先生は
「やろうと思ったら、何でもやれるのよ!」
と仰います。
積極的な宣伝を全くしていないのに、磁石のように、海外からも生徒が集まってくるお教室。
絶対に、この先生のパワフルさに魅了されているのだと思います。
「やろうと思ったら、趣味のための一軒家も建てられてしまうのなら、私は何をしたいだろう?」
いつも力づけられて帰ります。
4月から週に半日勤め始めた日本語学校は、理事長、校長、先輩の先生方、同期の仲間、そして学生までもが全員温かくて、とても素敵な学校です。
通常、日本語学校の採用試験では、模擬授業をするのですが、こちらの学校は
「私は人を見る目がある!」
と断言する校長の面接のみでした。
全員どこか大切にしていることや考え方、取り組む時の姿勢が似ていたり、ほんわかしていたり、とても空気が澄んでいる感じがします。
面接の際、理事長が
「うちの学生はみんな素直でいい生徒たちですから、安心してください。」
と仰っていたのですが、1か月教えてみて、なるほど、間違いなく素直でいい生徒たちでした。
そう言える理事長だからこそ、類は友を呼び、教職員も学生も、素晴らしいのだろうなぁと、毎週感じます。
光栄にも採用していただいたので、
「唯一間違った人材だった!」
と後悔させたくないし、期待にも応えたい、大きく見てくださった校長にもご恩返しもしたいし、学生さんたちにも貢献したい、と思っています。
他に、着物と絹を通して日本の素晴らしさを伝える人生の大先輩に接し(このことは別の機会にゆっくり…)、着物熱が復活したり、コロナでお休みしていたリフレクソロジーの学校が再開されそうで、また解剖生理学の授業を持たせてもらえるかな…。
旅も行きたいし、インテリアのこともしたいし、ベランダガーデニングももっと大切にしたい。
やはり2つくらいやめないと。
なので、秋の日本語教育能力検定試験をやめてしまおう!!!!ヒヒヒ。
全部できないのだ!
あともう1つはまだ選べない。
という心境のここ数日です。
写真は、最近手に入れた鉄瓶。
これでお茶を入れるとまろやか~~なはず!
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