「何を基準に?」と言われると困るのですが、今年に入っておしゃれできちんとした身なりの方たちと縁する機会が続き、自分をかえりみています。
サービス業の第一線で活躍しこの秋定年を迎えたある女性は、今は悠々自適な日々のはずなのに、いつお会いしても上品なファッションで、頭の先から手足の爪の先までお手入れされて美しいです。
靴や鞄が汚れているなんていうことは決してないし、ネイルもお会いするたびに可愛らしく整えられていて、一緒にいる私たちの方が和みます。
「いつもきちんとされていてお美しいですね」
とお声がけしたら
「私はこういう服とパジャマしか持っていないの。退職したらこんな風に洋服に困るなんて…ジーパンを買わないとだめかしら?」と微笑まれる。
あぁ、なんてチャーミングなの!!
また、先日ご紹介いただいた紳士は、私の普段の生活では決してお会いできないような、敏腕ビジネスジェントルマン。
それなのに、驚くほど謙虚で話しやすい和かいか方でした。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
敬服しました。
この紳士が着ていらしたスーツ、ボタンホールの色がさりげなくグリーンで縁取りされ、おしゃれさがキラリ☆
「ボタンホールのステッチがグリーンで素敵ですね」
と伝えたら、
「実は裏地もグリーン、ベストの背中もグリーン、今日はグリーンでコーディネートしているんですよ」
と言って、身頃を開いて見せてくださいました。
気付けばネクタイのデザインにも深いグリーンがちりばめられていて、自然なのに完璧!
素敵に気配りされている先輩方に力づけられ、私まで気持ちが華やかになるのを感じました。
プレゼンテーションはとても大切、生き様が現れてる…。
服選びのポイントは着心地と洗濯の楽さとサイズ(私は小さいので…)でしたが、これからは上品さと小綺麗さをテーマに練習していきます。
小汚くなっていたら、ご指摘ください。
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